
「虚構推理」6話ではついに鋼人七瀬を倒す方法を考えて動き出します。
今回は「虚構推理」6話のネタバレあらすじと感想などを紹介!
『虚構推理』6話のネタバレ
他者から望まれる限り鋼人七瀬は不死身
合理的な虚構で鋼人七瀬の都市伝説に立ち向かうことになった琴子は紗季に協力を申し出る。
他者からの願望を吸い出し操られるままになっている鋼人七瀬は存在を望む者がいる限り不死身。まとめサイトから生まれたこの怪物を倒す方法を探す琴子たち。
この想像力の怪物を攻略するには「亡霊鋼人七瀬は存在しない」と民衆に認識させるしかないと気付いた琴子は、より魅力的かつ合理的な虚構「鋼人七瀬は虚構である」を作り鋼人七瀬の都市伝説を打ち消す作戦を編み出した。必要な情報は障害未遂事件の真犯人は誰か? と何のためにそんなことをするのか? この二つを証明する必要があるが、しかしその為にはネットで手に入る以上の情報、警察が持っている正確な捜査資料が必要だとして紗季に協力を願い出る。
目的を同じくする琴子と紗季は手を組む
#虚構推理 6話
— Boo!⛄ (@boo_hit) February 16, 2020
七瀬かりんの死を巡る考察と対処方法…討論と聴き込み中心で動きの少ない回でも、抜群に面白いのが流石!
鋼人退治の条件提示や九郎先輩の能力プレゼンと、ルール説明が主体ながら、しっかり琴子と九郎の関係性のドラマを並走させているのがその魅力の要因か
引きの衝撃(寺田さん…)も◎ pic.twitter.com/Zk2gzgf3ZM
最初は渋っていた紗季だったが、手元にある捜査資料が見つかったのと一度手をひけと忠告しても、なお関与し続けていることからこの事件の解決を望んでいるはずと琴子に諭され協力することに。
事件の概略から不自然な点の洗い出しを始める3人。七瀬かりんはなぜ雨の深夜工事現場にいたのか? 警察は煙草の吸殻が落ちていたことから未成年の七瀬かりんが隠れて吸うためだったのではとした。他に人がいた、もしくは待っていたとするには雨で足跡などの痕跡はとれず、携帯電話にも連絡の形跡がなかったことからその線は消失。事故死とした。鉄骨への防御の形跡がなかったために気絶させてから鉄骨を倒したのではという仮説もでたが、父親の死の疑惑でマスコミに追われ憔悴していた七瀬かりんが無抵抗に鉄骨を受けたのではという自殺に近い事故であるとする見方が優勢だったためだ。
しかし、まだ不自然な点はあった。他殺だった場合の最有力容疑者である姉の七瀬初音が七瀬かりんが自殺するわけではないと強く主張していたのである。
三人は実際の事故現場へ赴き目撃者を探す。地縛霊にその時のあらましを聞けた琴子たちは七瀬かりんは無抵抗に鉄骨を受けた限りなく自殺に近い事故死だという真実を得た。知恵の神である琴子は真実をも利用してより強力な虚構を築こうとする。結局のところ運任せなのではと問いかける紗季にやってみないとわからない、そしてこちらは九郎の力をも持って100パーセントにできると自信をもった笑みを浮かべる琴子だった。
現実ではなく物語的な解決をつくる
「虚構推理」6話 こんだけ語りに語りまくった回でも退屈させないのはまじすごい!鬼頭さんが琴子のcvじゃなかったら切ってた可能性低くない('Д') あと福圓さん、、かなり穿った見方で演技聞いたけど、杏と理科と同じ中の人とは思えない。。声優ってすごいわ・・^^; pic.twitter.com/ddF5D0QmY0
— こたつ猫 (@fkotatsuneko) February 15, 2020
紗季と別れた琴子と九郎。世知辛い真実より物語を人は求めていると虚構を練る琴子。九郎はそのために何度でも死のうと宣言する。
琴子はかつて九郎に告げられた件の力について回想する。件の力は死を代償に無数に分岐する未来を一つにしぼることができるもの。後ろは一本、前は無限のその道行を木の枝を拾い示す九郎。その強大な力ゆえに死の間際にのみ使える特別な力なのだろう話す二人。不死身ゆえにその力を自由に行使できる九郎だがただし遠い未来は見ることができず、難しい未来は掴めない。そんな九郎のその力を自分がより確実にしてみせると決意する琴子。
その力で紗季との関係をやり直さないのかと尋ねた琴子に、それならばお前との関係を断つぞとうそぶく九郎。その優しさでどこか遠くにいってしまいそうな九郎に琴子は不安に駆られるが今は鋼人七瀬をと思い直すのだった。
『虚構推理』6話の感想・考察
「#虚構推理」6話
— ひいろ☔️ (@hiiro_now) February 16, 2020
ほぼ2人の能力解説でも飽きさせない!虚構に説得力を持たせる難題を九郎さんの件の予言する事で確定する能力で未来掴み合わさって確定するんですね。ここからいかに虚構を構築していくのか見もの。
九郎さんに踏み込みきれない琴子ちゃんの感情は虚構出来ない2人の関係中々歯痒い… pic.twitter.com/QyonM4XB0N
前半は前回からの続きで説明、解説パートといった感じ。鋼人七瀬を倒すために新しい虚構のストーリーをでっちあげるという今までのミステリでは無い話の構成で今回もその前段階の解説といった回であまり大きな動きはなく話は進んでいった。七瀬かりんの死因も意外なことに自殺に限りなく近い事故死とあっけなく判明する。ここが話の核心ではないと暗に言いたいのだろうか。それから姉の不審な言動が前回よりも掘り下げられた形でこれからどのように合理的な虚構を作りだしていくのか気になるところ。
中盤には九郎の件の力の補足というかキモとなる部分の説明がなされた。本来ミステリでは禁じ手のような力でどうやらこの事件の前に何度か琴子にも見せているようだった。九郎は琴子が危険な目に遭わないようにこの力と使うことにためらいがないようだし、琴子はこの力を無駄にしないように知恵を絞っているように思えた。本編中で流れた時間でこの関係性が補強されているようだが、そこを本編で見ることができなかったのは少し残念。
最後に寺田刑事が鋼人七瀬に殺されてしまうという衝撃のラストが待っていた。正直、寺田刑事は退場しないと思っていたのでかなり驚いた。これが鋼人七瀬の存在をより強めてしまうだろうし琴子たちはどう対処するのか次回の流れが想像できなくなった。どう話が展開するのか楽しみなラストシーンとなった。
『虚構推理』6話の次回展開予想
6話のラストでは紗季の先輩刑事である寺田刑事が鋼人七瀬により倒されてしまいました。これにより警察も本格的に事件に介入することが予想されます。
琴子の虚構もどのように進めていくかも決定したようですので7話では大きな話題転換になりそうな予感です。