鬼滅の刃・考察

不死川兄弟の過去には何があったのかをまとめました。
兄であり風柱の実弥。そして弟の玄弥。この2人は実の兄弟ですが、作中ではあまり仲が良さそうに見えません。
というより、なぜか一歩的に実弥が玄弥の存在を否定しています。

一体2人に何があったのか。その過去をまとめました。

※2020年3月現在、鬼滅の刃アニメで放送されていないエピソードが含まれます。ネタバレにご注意ください。

兄・不死川実弥

兄・不死川実弥(しなずがわ さねみ)は鬼殺隊の風柱です。年齢は21歳。
顔や体に多くの傷があり、鬼に対する嫌悪感や敵意はずば抜けており、もちろん信用も皆無。
禰豆子が人を食べないという話も全く信じず、自らの腕を切って血を流し禰豆子の鬼としての本性を暴こうとするほど。

そんな実弥は玄弥に対して「俺には弟なんていねェ」と殺気を放ちながら言いうことも…。

スポンサーリンク

弟・不死川玄弥

 

弟・不死川玄弥(しなずがわ げんや)は炭治郎と同期の鬼殺隊。年齢は16歳。
風柱・実弥の弟であり、岩柱・悲鳴嶼行冥の弟子です。
体格には恵まれているが呼吸は使えない。しかし鬼の肉を食べて同じ力を一時的に使って戦うという特異体質を持ちます。
鬼の力が発揮できる間は弱点も鬼とおなじです。頸は再生できず、日の光に当れなくなります。

普段は目つきが鋭く乱暴な印象を受けるが、意外と常識人で良い人。最終戦別の頃は女の子の髪を掴むなど気性の荒い部分があったが、成長するにつれ女性に対してウブに…。

そんな玄弥は実弥に何か伝えたいことがあるらしく、話しかけようとなんとかして柱である実弥に近づきます。
しかし実弥は弟の存在を否定。
すると玄弥は、実弥に「俺はずっと兄貴に謝りたくて」「鬼を喰ってまで戦ってきたんだぜ…」と言います。
それを聞いた実弥は、なんと玄弥に目潰しを仕掛けてきたのです。
危機一髪で炭治郎が玄弥を救ったものの、実弥は「鬼殺隊を辞めるなら許してやる」と言い放つのでした。

スポンサーリンク

不死川兄弟の過去

不死川兄弟の過去には何があったのか?
そこには玄弥の「俺はずっと兄貴に謝りたくて」という言葉に全てが詰まっていました。

母親の存在

まだ実弥と玄弥が子供で、同じ屋根の下で暮らしていた頃。
2人の他には就也(しゅうや)、弘(ひろし)、こと、貞子(ていこ)、寿美(すみ)という下の兄妹がおり、7人兄妹でした。
その兄妹たちの両親は、働き者の母親と、暴力が酷かった父親でした。
母親は少年だった玄弥よりも小さな体で、父親の暴力から子供達を守りました。
寝ているところをみたことがないと言われるほど働き者で、玄弥は母のことを凄い人だと思っていました。
父親は図体がでかく、ろくでもなかったため人から恨まれ刺殺されてしまいます。しかしこのことに対しては「自業自得」と思っていました。

一方、実弥は「家族は俺たち二人(実弥と玄弥)で守ろう」「これからは俺とお前(実弥と玄弥)でお袋と弟たちを守るんだ」と言葉をかけていました。

とある夜。
母の帰りがあまりにも遅いため、実弥は母を探しに行くことに。
心配する下の兄妹たちに、玄弥は「(寝て)起きたら母ちゃんも兄ちゃんも戻ってくるよ」と声をかけていました。
すると、家の中に物凄い速さで“何か”入ってきて、瞬く間に下の兄弟の体が血まみれに。玄弥も顔を切られました。

その後すぐに追ってきた実弥が“何か”を外に出し、玄弥も兄弟たちに傷を押さえるよう言ってから実弥の後を追いかけました。

すると、そこには血まみれで倒れた母親と、刀を持って返り血を浴びた実弥がいました。
先ほど兄弟や自分を襲った“何か”は、鬼になった母親だったのです。
その光景を見て、玄弥は「なんで母ちゃんを殺したんだよ!!」「人殺し!!人殺しーーーっ!!」と罵倒してしまいます。

「これからは俺とお前(実弥と玄弥)でお袋と弟たちを守るんだ」という言葉の後に起こった下の兄弟全員と母の死。
実弥は鬼になった最愛の母親を自らの手で殺して弟の玄弥を守ったのにもかかわらず、その弟・玄弥から人殺しと言われてしまったのです。

のちに玄弥は事情を把握したため、自分を守ってくれた兄・実弥に「人殺し」と罵倒したことを謝ろうとしました。
しかし、その時にはすでに実弥は柱になっており、柱に会うには玄弥自身が柱になるしかないと思い鬼殺隊に入って頑張っていたのです。

兄・実弥の本当の想い

https://twitter.com/okuran0708/status/1200328225127198720?s=20

兄・実弥の本当の想いはどのようなものなのかも語られています。
実弥は、「何のために俺がァ 母親を殺してまでお前(玄弥)を守ったと思ってやがる」と言っています。
それは、弟の玄弥にはどこかで家族を持ち、女房や子供と幸せに暮らして欲しかったからでした。
母親や下の兄弟にしてあげられなかったことまで玄弥には誰かと幸せになって欲しかったのです。
弟をこれからもずっと守れるようになるため、兄の実弥は鬼殺隊の柱になったのです。

そのため、実弥は玄弥が鬼殺隊に入ったことはどこか悲しかったのでしょう。
つらく痛い思いをしなくても、普通に弟の幸せを守ってあげる立場に、実弥はなりたかったのです。
だからわざと実弥は玄弥に厳しく当たり、鬼殺隊を辞めさせようとしたのでした。

鼻が利く炭治郎はこう言っています。
「風柱のお兄さんのことなんだけど」「鬼殺隊に入ったことをすごく怒ってはいた でも憎しみの匂いは少しもしなかったんだ」「実弥さんは 玄弥のことがずっと変わらず大好きだから」

不死川兄弟の過去まとめ

不死川兄弟の過去は、兄弟愛があったからこそひどくショッキングに感じます。
実弥にとって、玄弥の「人殺し」という言葉はショックじゃない訳ではなかったと思います。でも、玄弥のことは全く恨んでいませんでした。
むしろ、実弥は玄弥の幸せを願っていて、あえて危険な戦いがある鬼殺隊から脱隊さたかったのが分かります。

不死川兄弟の間には、ギスギスした関係ではなく、不器用な兄弟愛が繋がっていたのでした。

おすすめの記事